2019年3月20日(水)、明治大学紫紺館にて114名の方が参加し本年度最後の例会が開催されました。
田村駿会長のご挨拶があり、当会会員の山田朝彦氏デザインの連合駿台会バッチの完成が発表され披露されました。その後、長堀守弘顧問がフランス政府よりシュバリエの称号を授与された事を記念して記念品の贈呈式が行われました。
今回の講演は、ライフネット生命保険株式会社を創業され、今注目を集めている立命館アジア太平洋大学の学長である出口浩明様に「これからの日本を考える」というテーマでお話しをいただきました。
日本が抱える問題の一つである少子化は、男女差別や、子育ては女性のものという考えが少子化の原因であり、人口が減って栄えた都市は無い。
また、今の世界のトップ企業20社に日本の企業は殆ランクインしていない、その原因は新しい産業を生み出さなかったからであり、もはや製造業だけではこれからの日本を牽引して行くことはできない。
世界は常に変化しており今までの常識は通用しない。これからの企業は、その変化に合わせて変化していかなければならず、年功序列や定年制を改め尖った個性あるアイデアを持った人材を大事にしなければならない。教育現場でもそういった人材を育てるべきと、これからの日本に必要な人材について説かれていました。
今までいかに既成概念に囚われていたのかと目から鱗の貴重なお話を伺うことができました。ご参加の皆様も熱心に耳を傾けメモを取られていました。
懇親会では、明治大学理事長柳谷孝様にご挨拶と乾杯のご発声をいただき会員同士親睦を深めました。
なお、親睦ゴルフ日程は5月30日となります。