第26回学術賞・奨励賞授与式と駿台懇話会が盛大に
2020年1月22日

去る1月22日(水曜日)の午後5時30分から東京・駿河台のアカデミーコモンにおいて、駿台懇話会が開かれ、第26回連合駿台会学術賞・連合駿台会学術奨励賞の授賞式も行われました。

受賞者は以下の通りです。

  • <連合駿台会学術賞>
  • 社会科学 政治経済学部教授 浅井澄子 「書籍市場の経済分析」
  • <連合駿台会学術奨励賞>
  • 社会科学 経営学部教授 安部悦生「文化と営利―比較文化論」
  • 自然科学 農学部専任講師 瀬戸義哉 「加水分解酵素型受容体DWARF14によるストリゴラクトン受容メカニズムDWARF14」

なお、授賞式に先立ち連合駿台会学術賞を受賞された浅井教授から、「叡智を次の世代に引き継ぐために―書籍市場の分析から見えるもの―」と題し講演をいただきました。

現在、書籍の市場は急速に縮小していて、新しい専門書もままならないとの現状とのこと。確かに卒業後30数年経ちますと、専門書を紐解く時間は減り、購入も僅かです。一般の書店も大きなターミナル駅にあるチェーン店しかなく、背表紙買いも減っています。

会員の皆様、大きな専門書があるような書店に足をお運びいただき、少しでも購入されることをお願いします。そうすれば、出版社からの先生方へのオファーも増えましょうし、発表の場が増えていくことと思います。どうぞ宜しくお願いいたします。

(大石哲也広報委員会副委員長=1988年工卒)