会員の皆さま、暦の上では立冬が過ぎました。気候もだんだん寒くなって参りました。いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回の9月例会講演は「企業文化を大事にする経営」と題しまして、わが連合駿台会の副会長で株式会社イトーヨーカ堂会長(日本チェーンストア協会会長)でいらっしゃる三枝富博さんにご講演いただきました。先輩は、中国という一から見知らぬ土地で価値観の違う方たちと仕事を創り、根を張り、一昨年には中国政府から「中国政府友誼賞」を受賞されています。
信用信頼の人材は、「利口いらない、バカいらない、大バカが欲しい」から教育を施し磨いていかれたとのこと。自分だけの論理だけで考えず、実践する姿を見せる基本の繰り返しで有言実行、現場からの目線に合わせる、が身に沁みました。
そして、三感「感動、感激、感謝」を大事に、まるで、「五省」の一文のようです。株式会社として「地域貢献、納税、人材育成」の三つがないといけません。
製造業の私にとって技能者育成が一番大変困難なことですが、奮い立って努力しようと思います。私も自身を振り返りながら、言動を俯瞰してみようと思います。
(広報委員・大石哲也=S63工学部卒)
*なお、例会に先立って開かれた定例理事会で、会が来年2023年に創立70周年を迎えることから、何らかのアニバサリーイベントを行うことが決まりました、今後、日程など詳細が決まりましたら、あらためてご案内申し上げます。(運営委員会)